徳島・歯周病相談室(カマタ歯科クリニック)
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顎関節症に関する相談例

顎関節症に関する相談例

ここでは、実際に頂いた顎関節症に関する相談例を紹介していきます。

院長による回答も、それぞれの質問の後に載せております。

メール相談についてはこちら

右顎に痛みがあります

山本様 (43歳/男性/徳島市在住)

2012年11月

お世話になります。43歳、男性です。

10日前より、右顎の痛みが出現し、ロキソニン、ミオナールを服用していますが、症状改善しません。10年以上前にも、顎関節症になり、歯学部でスプリントの治療をうけ、その後、いつのまにか治癒していました。

ここ最近、多忙で疲れていたというのもあってか、再発してしまいました。

以前作ったスプリントはもうありません。反対の左で噛むと、右顎がゴキッと音がして、すごい痛みがしばらく続きます。開口障害や、ひっかかりは今回ありません。以前はありましたが・・・

安静時の痛みはありませんが、噛むのが非常に恐怖です。やはり、以前のようなスプリントが必要なのでしょうか?自分の感じですが以前、顎関節症になってから少し噛みあわせがずれているようにも感じます。それと今回、痛みが出現した頃から、右の肩甲骨の肩こりが非常にきついです。

すみませんが、御相談にのっていただけますでしょうか。お願い致します。

鎌田院長からの回答

カマタ歯科クリニックの院長、鎌田で御座います。

山本様、メールでの御相談有難うございました。

顎の痛みで食事が満足にできない状況ではQOLも下がり、大変でしょうね。お察しいたします。当院には山本様のような患者様が多数来院されております。

御相談内容から考えますと、典型的な顎関節症と思われます。

 

ここ最近、多忙で疲れていたというのもあってか、再発してしまいました。

最近多忙でお疲れとのことですが、その為ストレスが長期間にわたり相当溜まったのではないかと思われます。

昼間に溜まった精神的ストレス(人間関係や仕事上のトラブルなど)は

何らかの形で発散しておかないと

(例えば、何か運動をして汗をかく、好きな趣味をする、読書や、映画、DVDを見るなど)

人間の体は、何とかしてストレスを解消しようとします。

そのことが、夜寝ている間の奥歯の噛み締めにつながります。

このことは最近の研究で奥歯の噛み締めはストレスブレイカーとしての役割を果たしており、必ずしも悪いことではないとの見方もあります。

もし、ストレスを放置していると鬱病などの精神性疾患や自律神経失調症につながったりします。このような病気にならないようにするために、ストレス発散はとても大切なことです。

普通の食事で固いモノを食べたとしてかかる力は40kgぐらいですが、寝ているときの噛み締めの力は100kgぐらいになりますので、顎関節や歯、歯槽骨などにかなりのダメージを与えることになります。

そして下顎の位置も狂ってくることにより、下顎を支えている筋肉が左右アンバランスになり、肩こり・後頭部痛・首筋のこり痛み・腰痛・膝痛 等につながります。

山本様の右の肩甲骨の肩こりも、この噛みしめにより下顎の位置がずれ、それにより筋肉のバランスが崩れ不調になったものと思われます。

 

>10年以上前にも、顎関節症になり、歯学部でスプリントの治療をうけ、・・・・・・・・ やはり、以前のようなスプリントが必要なのでしょうか?

治療に関してですが、10年前のスプリントは多分上あごに入れるタイプで、透明で固く、かなり入れておくのが大変だったのではないでしょうか?(詳細はこちら

当院では、まず夜間の噛み締めを防ぐナイトガード

(寝てる間のスプリント/上あごの前歯だけですから違和感はほとんどありません)

を入れ、その後、下顎の位置不正を元の正しい位置に戻す装置を作ります。

これは透明で出来ているため、他人が見ても殆んどわかりません。昼間、出来るだけ長い時間入れておきます。この装置で噛み合わせのズレを治します。

治療期間は症状にもよりますが、3ヶ月くらいで回数にして6~7回くらいになります。

今は、治療も保健がききますのでなるべく早く受診されることをお薦め致します。

では山本様、お大事になさってください。

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