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審美歯科
素敵な笑顔なのに、銀歯が気になっては笑顔がだいなしですね。
「明眸晧歯」という言葉があるように、日本では昔から口元は人に与える印象に大きく関わっています。若い方だけではなく、どなたに質問しても、笑った時に白いきれいな歯が見える方がよいと答えるはずです。
銀歯ではなく、白いかぶせ物のことを”セラミッククラウン”と呼びます。現在は金属を使わない”オールセラミッククラウン”も用いられます。
最近では被せものではなく、歯そのものを漂白する方法も行われています。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング
この漂白の方法には歯科医院で行うオフィス漂白法と、患者さんのご自宅で行う方法(ホームホワイトニング)法があります。
オフィス漂白法
オフィス漂白法とは、歯科医院にご来院いただいて、治療と同じように、診療台に座って行います。歯そのものの漂白では、歯の詰め物の変色や歯の表面が白濁して不自然に見える場合もあります。
また歯と歯茎の境目が黒くならず、より透明感があり、より自然に仕上げるには、セラミッククラウンが有効です。精密な治療ですので、マイクロスコープという顕微鏡を使って歯を作る方法が主流となっています。
ホワイトニングには注意が必要
歯の漂白やホワイトニングには、いくつかの注意が必要です。
漂白効果の現れ方は、着色の原因や歯の質、これまでの治療歴などに影響を受けます。そのため漂白やホワイトニングの効果は個人差があります。また詰め物や被せ物には漂白効果は現れません。
ホワイトニング効果は、ずっと持続するものではありません。定期健診や継続的な歯のクリーニングをお勧めしています。定期健診はむし歯や歯周病の予防の面でも重要です。
漂白治療中や治療後には、カレーのような着色性の嗜好品・飲食物は控えてください。ホワイトニング効果が低下し、ホワイトニング効果が持続しにくくなります。その他、タバコ、お茶、赤ワインなども注意してください。