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歯周病はなぜなるのでしょう?
歯周病は、歯と歯肉のあいだ(歯肉縁下)に入った歯周病原菌によって起こります。
細菌の活動は、歯と歯肉の間の結合組織を徐々に壊し(付着の喪失の始まり)、すきま(歯周ポケット)を作ります。
このとき生体の防御力は、タバコやストレスなどの危険因子によって、大きく左右されます。
歯周病の初期の段階が歯肉炎で、炎症が深部組織(セメント質、歯周靱帯、歯槽骨)に進行したものが歯周炎です。
歯肉炎のはじまり
大部分の歯肉炎は健康な歯肉に回復します
口の中の細菌数が増えるにつれて、歯肉溝の部分に炎症症状が現れます。歯肉が赤く腫れ、出血が起こり、仮性ポケットが形成されます。これが歯肉炎です。
この段階で、病気に気付いて適切な治療を受ければ、大部分の歯肉炎は健康な歯肉に回復します。
歯肉炎の分類
◆大部分の歯肉炎細菌性プラークによる歯肉炎
(単純性歯肉炎)
◆その他の歯肉炎
1.ステロイドホルモンによる歯肉炎
2.薬剤の副作用による歯肉炎
3.急性壊死性潰瘍性歯肉炎 など