徳島・歯周病相談室(カマタ歯科クリニック)
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歯磨き剤の危険性について

歯磨き剤の危険性について

市販の歯磨き剤には、界面活性剤が含まれています。一度歯磨き剤の横に書いてある表示項目の中に『ラウリル硫酸ナトリウム』という表示成分があります。これが界面活性剤です。

界面活性剤は脂分を分解して汚れを落とす力が強いため、食器用洗剤などによく使われている合成化合物です。皆さんもよくご存じの「ママレモン」や「ジョイ」などが有名ですね。

合成洗剤で食器を洗うとき皆さんは素手で洗いますか?そんなことをすると大抵の人の手が荒れます。手には、上皮細胞があり角質層があって、口の中の粘膜よりも硬くて強い組織です。その強い組織の手が荒れるのですから、相当強い刺激成分です。

それが歯磨き剤の中には単位グラムあたりでいうと、食器用洗剤などよりも多く含まれているのです。それをお口の中で歯磨き剤として用いると歯茎やほっぺた、舌などの粘膜組織が剥がれてきます。1日3回きちんとたっぷり歯磨き剤をつけて磨いている方が口臭患者様には多いのですが、その方のプラークを顕微鏡(3,200倍)で拝見すると、粘膜上皮細胞が非常に多くみられます。細胞はタンパク質で出来ています。それが口腔内で多くあると細菌はそれを分解してタンパク質が分解されたような匂いが出てきて、それが口臭に繋がります。

また唾液を試験管の中に入れて、しばらく(約30分くらい)待つと普通は5%くらい上皮細胞が下に溜まるのですが、口臭患者の方は約20%くらい上皮細胞が溜まっています。

結果として一生懸命歯磨きをすればするほど、口臭はひどくなっていくという負のスパイラルに陥るのです。

また、このことが味覚異常につながったりします。

 

それから歯磨き剤はもうひとつ、歯の知覚過敏につながる問題があります。歯磨き剤の表示の項目に研磨剤というのがあります。文字通り『磨いて研ぐ』材料です。

例えばお鍋の底のこげつきを磨くときに、たわしにクレンザーを付けると思いますが、歯ブラシをたわし、研磨剤はまさにクレンザーです。

これで歯を磨くとどうなるか・・特に横磨きをしている方は大変危険です。確実に歯頸部(歯と歯茎の境目)が削れてきます。そうするとエナメル質が削れて象牙質が露出し、象牙質の中には神経が通っていますので冷たいお水がしみたり、ひどい場合はお湯がしみたりします。これが所謂知覚過敏の原因です。

 

ですから歯を磨くのは、研磨剤フリー・界面活性剤フリーの歯磨き剤を使うことが必要です。

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